AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

素焼きの里ナザレ

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写真は、サルバドルのフェリー乗り場手前。
気温37℃。
日なたにいると肉が焦げそうです。

今日は、ナザレという町に行ってきました。
ナザレはサルバドルの面する湾の向こう岸からさらに入ったところにあり、デンデ油がとれるデンデ椰子と土の焼き物が名産。
目的は、ご近所の石川さんの親戚訪問とお墓参り、それとムケッカ鍋を買うこと。

ムケッカはここバイアの料理。
白身魚や海老、貝などをデンデ油とココナッツミルクで煮たもの。
味つけは塩のみですが、魚介類のダシとココナツミルクが合わさったやさしい味になっています。
デンデ油が人によっては合わないことがあるらしいですが、私はこの料理かなり気に入っております。
そこで、このムケッカの味を日本に持ち帰るべく、ムケッカ用の素焼きの鍋を購入することにしたのでした。
もちろんふつうの鍋でも作れますが、土の鍋のほうが断然いいカンジです。
それにこの鍋は保温性が高く、火から下ろしてもグツグツいっていたほど。
ぜひこの鍋でムケッカを作りたい!


ナザレに行くには二つのルートがあります。
一つはサルバドルからカーフェリーで湾を横断するルート。
もう一つは湾の周りの陸路をずっといくルート。

今回は行きはフェリー、帰りは陸路を通ることにしました。

朝7時半にジョタカ村を出発。
お昼にナザレに着く予定でいました。
ところが、サルバドルのフェリー乗り場についてビックリ!
車がものすごい数連なって行列を作っています!
最後尾が思ったよりも遠く、見つけるのに苦労して並び、ずいぶん待たされてようやく乗船。
40分で向こう岸の島Itaparica(イタパリカ)に到着。すでに一時。
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ここからさらに60km走ってようやく石川さんの親戚の家に到着。
お昼を用意してくださってたのにもう午後2時半を回っていました…。
食後、焼き物を作っている集落へ。
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サルバドルの土産物屋でうられている素焼きの製品はここで作られているんだとか。
何軒か見て、最後に入った店でムケッカ鍋購入!やった!!
鍋の写真は明日アップします。
割れてないといいなあ~。まだ帰ってきてから開けてみてないのです。ドキドキ。

お墓は、時間が遅かったのですでに閉まっていました…残念。
日は暮れかけ6時。
外から柵越しにお祈りをして帰りました。

帰りは湾の外側、陸路をぐるっとまわります。
復路、ナザレからジョタカ村までの走行距離約230km。
うちについたのは21時過ぎでした。
日帰り小旅行でありました。