AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

コロニア言葉

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移民の人たちの言葉は、日本語とポルトガル語が混ざっています。
日本語の中にポル語の単語が所々はいってきます。
なので、文法は日本語なのに何をいっているのかサッパリわからないことが時々あります。

「昨日フェイラにいってね」
「毎年トロッカしなくちゃいけんちゅうのよ~」
「先生、ここマイズ黒くしてちょうだい」

なんとなく訳すと、
「昨日市場にいってね」
「毎年取り替えなきゃいけんちゅうのよ~」
「先生、ここもう少し黒くしてちょうだい」
となります。

あとよく出るのが、
「Nao!(ノン)」
Noの意味です。
本当にしょっちゅう聞きます。
「ノオーン!」「ノン!」「ノーン」
エルキュール・ポアロも英語に混ぜて「ノン」っていってたなあ~。

ポル語の単語が混ざったこのような日本語を「コロニア言葉」と呼んでいます。
移民の方々は「わたしたちはポルトガル語も日本語も中途半端」とよく言われます。
でもコロニア言葉、ポル語の単語をおぼえたいなーと思っているわたしにはちょうどよいです。
全部ポル語で話されるとわからないけど、コロニア言葉だと穴埋め問題みたいで。(笑)



あ、写真は関係ないけどかわいかったのでキキの寝顔を。(笑)