ギョレメ野外博物館

カッパドキアのお母さん食堂でごはんをゆーっくり食べて（二時間食べてました！）、再び車で送っていただいて、ギョレメ野外博物館に行きました。

キリスト教徒が隠れ住んでいた奇岩が集まっている場所です。
建物が建っている訳ではなく、ゲートを入ると起伏の激しい斜面に奇岩が立ち並んでいます。
穴から中に入ると、集会所だったり、小さな礼拝堂だったり。そんな洞窟がたくさんあります。

中でも必見なのが、暗闇の教会とよばれる洞窟です。

ギョレメ野外博物館の一番奥、坂を上がってさらに特別入場料を払って階段をあがったところにあります。
外壁が剥がれ落ちてきています。

中は広いとは言えない空間、その壁という壁、天井や柱をアーチ状に掘った上から、橙色や紺色を使って描かれた色鮮やかな聖画が迎えてくれます。
色数は多くなさそうなのですが、限られた中で緻密に、丁寧に描かれた絵に圧倒されました。
キリストの生誕から復活までが順に描かれ、イエス・キリストや聖人たちの肖像もあります。
今は壁に触れないように柵があるのですが、昔はなかったようで、壁画の下の方はかなり痛みがみられるところもありましたが、大部分は修復されています。

撮影は禁止なので、絵ハガキの写真をご紹介。

古代ローマ時代からずっと残っているんですよねえ。ここで礼拝していたのね。

下りが大変！雪が滑ります。

ミュージアムショップで一息。
とても綺麗で本もたくさんありました。
カフェも併設。

ここで食べたドライフルーツのナッツ詰めがおいしかった！

この日の戦利品。
左の細かい柄の陶器ふたつは、ツアー参加していたSさんたちからの贈り物！ステキ！
夕飯前にホテルに戻って、ツアー本隊と合流しました。
ドキドキの一日離団でした。