二日目：ブレッド湖、ブレッド島散策

朝起きてベランダに出てみるとすぐそこが湖でした。

湖の真ん中には小さな島が見えました。

今日はあのブレッド島にいきます。

まずは朝ご飯。

ここはスロベニア。

隣はイタリア、北にオーストリア、ハンガリーという土地柄、料理もそれらをミックスしたかんじです。

丸いものはすべてパテ。

どのホテルの朝食でも置いてあったし、スーパーにもたくさんの種類が売られていました。

豚、鶏、魚などで、味はソーセージの中身のようなかんじ。

よく食べられているのでしょうね。

チーズ、ハム、サラミも数種類おいてあり、どれもおいしい。

朝食を終えたらバスで湖畔に移動し、ブレッド島に渡る船に乗り込みます。

船は昔から変わらない手漕ぎボート（３０人乗りくらい）です。

湖の自然を守るために、モーターボートの使用は禁止されています。

この手漕ぎボートを操業できるのは、昔王様に許可された２０家族のみ。

代々この渡し船の仕事を受け継いでいます。

たった一人で一隻の船を動かしています。

あっというまにブレッド島に到着。

小さな聖堂と鐘楼、土産物やがあります。

礼拝堂入り口には「お静かに」の天使。

土産物屋はとても洗練されていて、商品のクオリティも高かったです。

旅全体を通して見てもここの土産物が一番よかったかもしれない。

スロベニアだからなのだろうか。

クロアチアはそこはかとない質素があり、スロベニアのほうが豊かな印象を受けました。

時期がちょうどイースターの前だったので、卵の木があちこちに飾られていました。

この黒い卵はろうけつ染めの技法で染められいて、伝統的な模様が描かれています。

たいへんかわいい。

ガイドブックで見て、欲しいと思っていたので見つけられてラッキー。ここにしかなかったです。

気温は日本とほぼ同じ。

イースターが終わるとイースター休暇もあり、本格的に観光シーズンが始まるそう。

地面にはすみれがたくさん咲いていました。