AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

箱をつくる

イメージ 1

イメージ 4

今週土曜日は、ジョタカ日語学校で工作教室をします。
日本からマーブリングのインクセットを持ってきたので、これを使います。
マーブル模様を水面に描いて、紙にうつしとることができます。
本格的なマーブリングは、写し取る紙にあらかじめ薬剤を塗る必要があるのですが、このキットは水を吸う紙ならどんなものにでもくっつき、布や木にも使える優れものです。

このインクを使って何をつくろうか考えた結果、箱に模様を写し取って、マーブル模様のきれいな箱をつくることにきめました。

上級生は箱をつくるところから。
中級と幼稚部の分はわたしが事前につくっておいて、それに写し取ります。
10人分の箱を今日作り終えることができました。
中級、幼稚部が各4人、予備2つです。
いつかまた箱をつくるときのため、以下に作り方を書いておきます。


イメージ 2

1.どんぶり、花瓶などを使って円を描く。

2.円の周囲1cmのりしろをとって切り取る。

3.のりしろにはさみで1cmごとに切り込みをいれる。切り込みは三角に切り取る。

4.のりしろを折る

イメージ 3

5.円周の長さを紐を使って計り、それにあわせて円筒をつくる。

6.きつきつになるように微調整して、円筒の内側にボンドを塗って、底部分になる円を上から押し込み、接着

7.できあがった円筒の底部分をつかって、あたらしく円をとる。

8.円の周を外側に2mm拡張する

9.1cmのりしろをとって、切込みを入れる。切り込みは三角に切り取る。

10.同様にしてふた部分を作る。内側に紙の厚みがでるので、大きめにつくるのがコツ