桐生の夜は早い、、、？

芭蕉でここふじさんと合流。
いっしょにギャラリーに戻ると、うちのコを気に入ってくださったというお客様がいらしてました。
エベレストに登ったこともあるという素敵な女性の方。
みんなで、お人形ちゃんもいっしょにコーヒーをいただきました。

その後はここふじさんもいっしょに桐生をすこし観光！
天満宮にいきました。
ここは毎月第一土曜日には骨董市が開かれるそうですよ。
木彫の装飾がすごかった！
修復されずに時を経て、すっかり色は褪せているのですが、風雨にさらされてもそこに残る強さがありました。

それから多目的ギャラリースペース「有鄰館」
http://www.kiryu.co.jp/yuurin/

これまた第一土曜日ならば、からくり人形芝居を上演しているすてきな場所。
これはもう第一土曜日に来るしか無いです。
この日は残念ながらイベントはなにもやっていなかったので、お隣の喫茶店にはいったらここのマスターがすごいキャラだったのですね・・・。
まず入って席に着く前に「どこからこられたんですか？」「どこに泊まってるんですか？」「いつまでの御滞在で？」と質問攻め。
こちらの宿泊場所と予定を把握したら、そのあとは観光案内テープ再生マシーンと化しました。
もうだれも止められない。
スイッチはいりっぱなし。
観光マップ、ガイドブックを山盛りもってきて、しゃべるしゃべるしゃべる、、、、
しかも再生スピードが二倍速近い。
すごく、、、ためになる興味深いお話ばかりだったんですけど、、、わたくし、聞いてるだけで息が切れました。
く、くるしい。
なんだっけこういうの。。。
あ、親切の押し売りです。
いやほんとにいいお話だったんです。
できれば次は再生スピードを変えてお願いしたいです。

再びギャラリーに戻って、オーナーさんに連れられて夕食へ。
桐生はうなぎ屋が多いのですが、中でも別格だという老舗「泉新（いずしん）」へ。
、、、と思ったらすでに閉店の時間をすぎておりました！
じゃあギャラリーのある通り沿いの別のうなぎ屋へ、とコートを着て表に出たら、こちらもすでにシャッター降りてました。
わたしとここふじさんが微妙な顔で目を合わせます。
ここふじさんは、行く店がことごとくつぶれてしまう病気持ち。
わたしは最近、行く店がことごとく定休日の病気持ちなのです。
病気のひとが二人揃ったらもう。。。
予想通り、その後うなぎからソースカツ丼にメニューを改めたものの、２軒つづけて空振り。
こういう時は期待するとだめなのです。
楽しみにすればするほどはずれるのです。
無心。
無心で、最後の店居酒屋「友奴」へ。
のれんが、、、、ある！
ヤッター！
しかも、メニューにソースカツ重がある！！（涙）
注文したい、、、
いやしかしまだ油断はできない。
もう今日はカツがないかもしれない。
遠慮がちにきいてみましょう。
期待は厳禁です。
「ソースカツ重、、、できます？」
「はいできますよ」

ヤッターーーーー！！！
一同、空きっ腹にソースカツをつめこみました。
おいしかったーーー！！
ごはんの上にキャベツ、その上にカツがのって、上から甘いソースだれがかかっています。
ごはんまでしみたたれがウマイ、、、。
蓋でむらされてすこししっとりしたカツが絶妙。
ほんとうにうまかった。

ごはんをたべたあと、さらにギャラリーの二階、オーナーさんの息子さんがやっているおしゃれーなバー（？）でカクテル（ノンアルコール＾＾）をいただきながら、ストリートオルガンを聞かせていただきました！

木製のパイプがならんでいて、厚紙に穴のあいた譜面をかませてハンドルをまわすと、思った以上に大きな音がすべりだしました。
すてきなすてきな夜でした。

翌日は、午後から年内最後のバイトがあったので、朝１０時の特急にのって帰りました。
さようなら、ありがとう桐生。
次は第一土曜日にきますよ！！