AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

搬入と、偶然と、プリン。

絵本の搬入にいってきました。
駅からの地図を携帯に送ってそれを見ながらいったのですが、かなり不安な道でした。
地図では一本道をずんずんいくだけっぽかったのに、実際いってみたらかなり難易度高。
ささくれだった道が多く、また初めていく道につきものの「駅から10分ってかいてあるけどすごく遠いよ!」感。
帰りは近いのにね。


行き過ぎちゃったかなーと思うくらい歩いてようやくつきました。
よかった、、、、

想像してたのとぜんぜん違うフツーの民家でした。
しかもちょっと古くてかわいい。。。
入り口にはこども用自転車が。
ここはオーナーの住んでいるおうちだったのね。
奥様とおこちゃまたちがかけまわっていました。

今日は20人ほど搬入に訪れているそうで、オーナーざっとページをめくってメモ帖に何事か書き付け、記録用の写真をとってオシマイ。
忙しそうなので早々に退散しようとしたら、つぎの約束の方が。
「こんにちは~」
聞き覚えのある声だなと顔を向けたら、友達でした。
半年以上音信不通だった彼女。
おなじ子供美術教室でバイトし、幼稚園もいっしょだった仲。
同い年ゆえの連帯感もあります。
彼女は鉛筆、アクリル絵具をつかったイラストの小冊子を出品。
最近どうしていたのかときくと
おフランスにいってた」
おフランス?!
留学?!と焦ったけど観光でした。
アパートを借りて一人で2週間ほどいたらしい。
イギリスにもいったらしい。
たいへんうらやましい。
言葉はシルブプレと指差しで乗り切ったと。
勇気をもらいました。

しゃべっていたらさらにもう一人搬入の方が現れました。
オーナーに手みやげのプリンを差し出すと
「すみません、ウチ全員アレルギーなんですよ」
おこさま3人もオーナーも奥様もアレルギー持ちだそうで。
するとその方、
「持ってかえるのもなんだし、よかったら召し上がりません?」
とプリンをすすめてくださいました。
子供たちの前で食べる訳にはいかないので、帰る道すがら歩きながらみんなで食べました。
おいしゅうございました。

ひさしぶりに同じ事をしている仲間に会って、安心と焦りを感じました。
このままやってていいのか?
先はあるのか?
ていうかどこにいきたいわけ?
何がしたいのか、、、、、いまさら自分探しの旅ですか?
自転車のって日本縦断か?

日常なんて、何かが欠けただけであっというまに崩れるもの。
だからいまを大事にしようと思ったり、だからもっと先をみなくちゃと思ったり。

心の中がざわざわする日でございました。