AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

荻窪カフェギャラリー「ひなぎく」

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先日、荻窪にすてきな店がある、と教えていただいたので行ってみた。
駅から5分くらい。
線路際の雑居ビルの階段を上がり、ギイイッッとすごい音のする木のドアを開けると中は別世界でした。
内面すべて落ち着いた焦げ茶の板張りで、同じ色の角材を組み合わせて作ったようなテーブルがいくつか。右側にはちいさなカウンターがあり、その中でセンスのよさそうな女性が一人静かに立っている。

店内は薄暗いが、変わった形のランプがいくつもさがり、あたたかみのある光を放っていた。
興味をひいたのはそこかしこに飾るようにおいてある古い本達。
何十年前のかわからない主婦の友クッキングブックであるとか、武井武雄の画集だとか、読んでみたくなるタイトルの茶色くなった背表紙。
かと思えば最近でたばかりの雑貨買い付け日記の本、私ももっているテキスタイルのカタログ、なんだか同じ趣味のにおいのする本棚、、、

席にもつかず店内を物色しまわっていたのを思い出し、席についてメニューをみるとこれもいい。
裏打ちもされてないただのわらばん紙がぺらりと置かれた。
でも中味は充実。
いろんな紅茶、初めて聞く名前の異国のお茶、ジュース、アルコールもある。
この店、午後2時から深夜23時までというすてきな営業時間なのだ。
近所にあったらぜったい通ってたな、、、

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軽食もどれも食べたい気にさせるものばかり。
この日はルバーブのタルトをチョイス。
オーガニックな食品に通ずる「体によさそうな優しい味」である。
鳥ちゃんのクッキーがのってるのがニクイ。
皿も雰囲気がある。


さてさて、わざわざ荻窪までこの店を見に来たのはお茶をするためではない。
他でもない、このカフェに併設されているギャラリースペースの下見に来たんである。
店の一番奥の小さなスペース。畳2畳あるだろうか?
狭いし安くないけど、気に入った。
こんなカフェにくるお嬢さん達なら趣味が合いそうだからである。
人形のみの展示、、、こじんまりと。
いいかもしんない。


お店の方に話を聞くと、今日はオーナーはお休み。
作品ファイル、展示プランなどを相談面接の上、使用が許可されるとのこと。
あらためてファイルブックとともにお邪魔する事になった。
さあどうなるでしょう?