うれしかったこと、みっつめ
本当にびっくりするくらいたくさんの人と出会いました。
そのほとんどが、母と教会の関係の方達で、あと、通りすがりに入ってきてくださった方もいました。
あとでゲストブックを数えてみましたら、一週間で２００人ほどの方々がいらしていました。
私の想像では、個展期間中は毎日ヒマで、受付の椅子にぼーっと腰かけて、御留守番をする魔女のキキみたいになるはずでした。
ひまつぶしのために文庫本や縫い物も用意していましたが、1ページも読むことができませんでした。
お昼御飯をたべる間もないほど、ひっきりなしに人が来て、家に帰るともうヘトヘト。
毎晩外食でした。
でも色々な方と絵を通じてお話するのは本当に楽しくて、毎日があっというまでした。
はす向かいが幼稚園だったので、午後はこどもたちでいっぱい。
お母さんたちが絵を見ている間に、即興のこども絵画教室を開き、みんなでお絵書き。
毎日通ってくれた子もいました。
わたしの描いたうさぎの絵を見て、絵の絵を描いてくれた子もいて、その絵はいただいて宝物になっています。
それから向かいの病院から女医さんと看護婦さんも来てくれました。
初日の夜やったコンサートの音楽が病院の中にも聞こえてきて、なんだろうと思って来て下さったのです。
驚いたことにこの女医さんは、市民オーケストラにヴァイオリニストとして所属しておられ、またクリスチャンなのです。
そしてなんと、来年２月に藤沢で小児クリニックを開業される予定で、その病院のロゴの作成をその場で依頼されてしまいました！
個展をやっていなかったら、この先生との出会いはありませんでした。
個展をやってほんとうによかった。
うれしい出会いがたくさんたくさんありました・・・
