AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

bon-odori 盆踊りに行ってきました

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昨夜は、村の盆踊りのお祭りでした。
普段は家の前を通る人がいるかいないかくらいの山間の村にこんなに人がいたんだ!とびっくりするほどの人出でした。

村の外からも、サルバドールの街からも日系人やブラジル人がやってて、なかなかの盛況ぶりです。


会場は日本人会館と敷地内にある大きな屋根付きゲートボール場。
この屋根、4年前はありませんでした。すごく立派です。


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赤と白のまんまるの提灯がたくさんぶらさがり、プラスチックの白いテーブルと椅子が並びます。
ゲートボール場の真ん中にはやぐらが組まれ、一番上には太鼓が置かれました。
櫓のカバーが紅白の横断幕と、その上にブラジルカラーの横断幕なのが面白い。


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会場には村の人たちの手作り日本食の屋台が並びます。
地区ごとに協力して作っています。
わたしのいるルンダ地区は、今年はパステール(pastel)と虎巻き。
去年はてんぷらもやっていたそうですが、人手が少なくなっていて大変なのでメニューを変えました。
虎巻きは、ロールケーキのクリーム部分があんこになったようなお菓子。
すぐ売り切れてしまいました。

パステルは、チーズと肉の二種類。
ひとつ3レアル。
層になっていないパイのような薄い生地を二つ折りにした間に具をいれて油で揚げます。
軽食といったかんじ。
あげたてはパリパリでとても美味しいです。
手伝いといいながら結局食べてるだけでした^^;


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おとなりの地区はうどん。
昆布やどんこをつかってだしをとっている本格的なうどん。麺はもちろん手打ちです。
一杯10レアル。

おっ、箸袋がリオのオリンピック仕様ですよ!



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お祭りは、慰霊祭から始まりました。
移民としてこの地にやってきて、先に召された方たちを覚え、黙祷をささげました。

移民の二世として、ブラジルで生まれ育った竹並さんのスピーチで、
「移民の二世として自分で選んで生まれてきたわけではないけれど、神様がそのようにしてくださったのだから、この村をより良くしていきたい。
日本を愛しています、ブラジルを愛しています、この村を愛しています。
この村をブラジルで一番いいところにしたい」
と話されたのが印象的でした。


慰霊祭が終わり、出店の混雑が一通り落ち着いてみんなが食べたり飲んだりしたあと、いよいよ盆踊りです。

櫓の周りに人が出てきて、踊れる人の踊りを見よう見まねでわたしも踊ってきました!
炭坑節、踊れるようになりましたよ~

月が出た出た~は一回転するのが難しいですね!


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日本から来たJICAの実喜さん指導のもと、新しい曲の踊りを練習してきた子供たちも踊ります。
赤い揃いのハッピで、かっこよかった!
日系人もブラジル人もいっしょになって踊りました。
盆踊り楽しかったです~。

7時から始まって、0時ごろまでやっていたのかな?
先に帰らせていただいたのですが、スピーカーから流れる大音量の盆踊り音楽がずっと聞こえていました・・・。
ブラジルのお祭りは夜遅くまで続く・・・・