AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

ジュアゼイロ:Hさんのホッサ(農園)

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2日目、3日目は、Hさんのジュアゼイロにある農園内の家に泊めていただきました。
Tさんの家を出たのが4時過ぎ、車でがたこごとがたごと、途中から道はどんどん悪くなり、オフロードカーじゃないと無理なのでは?と思うような難所をいくつも抜けながら6時半、日没前になんとか到着しました。
ジュアゼイロは暑い、暑いと聞かされていたので覚悟していったのですが、拍子抜けするような涼しさ。
そして蚊がまったくといっていいほどいない!!
蚊帳を吊るす必要はありませんでした。
ところが、夜雷雨になって、部屋が一気に寒くなってしまいました。
バイアの家は天井がなくて、壁に屋根が乗っかっているだけなので、ほとんど外に寝ているのと変わりません。
屋根を打つものすごい雨音と、瓦の隙間から吹き込む雨しぶきを浴びながら、丸くなって寝ました。
寝袋もってくればよかったわあ。

翌日は曇り。
Hさんの農園を車で案内してもらいました。
Hさんのところの主な作物は、マンゴー、そしてドラゴンフルーツ。
マンゴーもいろんな種類を植えていて、収穫時期をずらして毎月出荷できるようにいまがんばっているところ。
Hさんの農園のマンゴーは質が良く、わざわざ指定して買っていくお客さんもいるそうです。

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どこまでも続くマンゴー畑・・・遠くに見えるあの山のふもとまでHさんの敷地だそうです。

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これがマンゴーの花です。
小さな緑色はマンゴーの赤ちゃん。
ひとつの房に小さなマンゴーがいくつも付きます。
その後、2~3回実が落ち、最後はひとふさに1~3個の実が残ります。

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紫色のマンゴー!
残念ながらまだ青いとのこと。


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こちらはピタヤ(ドラゴンフルーツ)の畑。

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Hさんのピタヤは赤と白があります。
赤はご覧の通り、ショッキングパープルとでも呼べそうなすごい鮮やかな色で、切るとナイフも手もピンクに染まります。
白よりも甘くてジューシイ。


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畑でこんなものもみました。
シンザオという大きな植物。
この葉っぱから繊維が取れます。

「もぐらとずぼん」という絵本のことを思い出しました。
最近は雑貨やさんでクルテクという名で売られているキャラクターです。
わがやにはその絵本が昔あって、その絵本の中でもぐらがずぼんを作るために、これと似た植物から繊維をとっていました。
子供の頃は、こんな葉っぱからどうして糸ができるのかしら、と疑問に思っていましたが、ようやく謎が解けました。
きっとあれは、シンザオの類だったのね。

シンザオの株の中心には一本アスパラのおばけのような太い茎が生えます。
大きくなるとこのように、木のようになります。
左に持っているのがそうです。