近所の公園で、母子お茶会。

我が家の近所には、里山の自然の風景を残そうというコンセプトで保護、管理されている大きな自然公園があります。
林道や手すりが整備されている箇所も多く、自然そのものとはいえないのですが、広大な敷地に大きな木がたくさんあり、鳥が住み、それを撮影する定年オジサンたちがたくさんいます。

今日は、ひさしぶりに母子でこの公園に出かけました。
去年の秋以来かしら？

ご覧くださいこの景色。
ここだけみるとほんとに田舎にきちゃったみたいです。
いえ、十分わたくしどもの地元は田舎っちゃあ田舎でございますが、ここまで自然豊かな地域ではないのですよ。

実は、バイト先の造形教室の先生が連休中ずっとここにスケッチに行く、と聞いていたのでもしかしたら会えるかな～と、お茶の準備をしていったのです。
見た目はとても素敵だが保温機能は現代物には劣るアラジンの魔法瓶にほうじ茶をつめ、鉢の木という近所のおいしい和菓子やさんで柏餅と桜餅を購入しました。

が。

先生にちっとも会わない・・・
おそらく人気のないところで描いているだろうし、まあ会えないだろうなあと思っていはいました。
そしたら母がおもむろに先生の自宅に電話をしはじめた！

「もしもし・・・あらがっかり、いらしたのね」

どうやらご在宅だった模様。
電話を代わってみると、午前中にスケッチを終え、いまご自宅で彩色中とのこと。
うーん残念。

電話を切ったあと、持参したバッグから母が取り出したお茶セット一式を見て、母の気合の入りようを知る。

この方、萩焼の茶碗もってきてましたよ！！

和菓子は一人２個。
左は大福、右のピンクは道明寺の桜餅。葉っぱは桜ではなく、なんだか裏が起毛していて薄くてやわらかい葉。
なんだろう。

服にくっつく草で新デザイン。

日が暮れてきたので帰りました。