まらくじゃ？！

K氏の家の裏に広がる牧草地（荒れた原っぱ）でヘンな実を発見。

木にからまっているツタから緑の丸い実がぶら下がっています。
パっと見、マラクジャ（maracuja：パッションフルーツ）とよく似た実り方・・・。
でもこんな野っぱらに生えるわけないし、なにより花が違う。

マラクジャの花は日本でいうところの時計草です。
花びらは線のように細く白と紫色。
これは大きなピンクの花びら。

謎を解明すべく、実をひとつ持ち帰って包丁でまっぷたつに切ってみましたらば。

うわ、マラクジャじゃん！！

色は違うけど、マラクジャにそっくりな半透明な果肉に包まれたたくさんの種が現れました。

鼻を近づけるがマラクジャ特有の強い香りはない。
かすかに甘い香り・・・？
食べてみたいなあ～どうしようかなあ～と思っていると、奥様が止めるのもきかず目の前でK氏がパクリ。
「大丈夫」
それを見てわたしもほんの少し口に入れてみました。

おお～？

かすかな酸味と上品な甘さ。
これはイケますよ！
種もぜんぶ飲んじゃいたかったけど、万が一食べてはいけない実だったら困るので今日のところは舐めるだけにしておきました。

あー、だれか
「それはマラクジャの原種ですよ。食べられます」
って言ってくれないかなァー！！