カシューナッツができるまで。

カシューナッツって、クルミみたいに堅い殻の中にあるもんだとずっと思っていました。

チッチッチ。

違うんですね～
ここブラジルで初めて知った果物、カジュー。
その実のお尻に飛び出してくっついている勾玉状の種を、乾燥して、火であぶって薄皮を取ると、ようやくおなじみのあの姿になるんですね～。
って、私もいままで知らなかったんだけれども（笑）

これがカジュー。

これがお尻に付いている種。

これを数日間天日干しした後、ちょうどいい加減にあぶって薄皮をパリパリにしたものがコレ。
油がすごいので焼くと煙がたくさんでるらしい。

薄皮を剥くと…

カシューナッツのできあがり！
うるわしいお姿です…

火をいれすぎると中身がこげるし、火の通し方が甘いと薄皮がとれません。
いやはや手間のかかるナッツであります。
これは竹並さんという方の家であぶっていただいたもの。
お店で買ったカシューナッツよりも甘みが強くて美味でございました…。