AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

12/13(火)テシェイラ初日午後お母さんクラス

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お昼ご飯は鈴木先生の家に戻っていただきました。

大人クラスにくるお母さんたちはどうなるんだろう…どどどどどうしよう…。
ご飯ものどを通らない…ということは全くなかったが、ただでさえ小さいわたくしのノミの心臓はぷるぷる震えておりました。

食後、日語学校にもどり、午前中の憂鬱をひきずりながら午後のクラスの準備をしました。
午後はなんちゃって水墨画
割り箸ペン、墨汁、障子紙を用意しているとお母さんたちがやってきました。
全部で10人くらい。
3人がお母さん、あとはおばあちゃんたち。
ほとんどの方が日本語を話せます。
お母さんたちのうち2人は話せません。
やってくるなりしゃべり始め、一人また一人と来てそれに加わっていき、自己紹介もしないままみんなでわいわい口と手を動かし始めてしまいました。

水墨画をやるつもりでしたが、一人のお母さんがおいてあった子どものつくったポップアップカードを見つけ見よう見まねで作り始めました。
「あ、それはこうやってつくるんですよ」
と紙を渡してやってみせると、他の方たちも「わたしもやる」と紙を要求。
そのままポップアップカード作りに熱中し、4時まで作りつづけました。

手より口の方が動いていたかもしれない(笑)。

皆さんとっても元気な方たちでした。
移民で来た方達は地方出身者がほとんどなので、方言でしゃべります。
二世、三世の人も親から方言でならっているので、方言がでます。
それがなんとも暖かみがあって、初めての人とも話しやすいなあと感じました。

日本から来ましたというと必ず「日本のどこかね」と聞かれます。
そしてそのあと自分、または自分の親はどこの出身である、という話をされます。
自宅の庭に出身地高知の播磨屋橋を模して橋付きの池を作っておられる方もいました。
ここでは出身地は自分をあらわす重要な項目のひとつです。

お母さんたちの反応の良さにとても慰められ、明日もがんばろうとおもうワタシでした…