バイア料理
サルバドル滞在中泊めていただいた家でお昼にいただきました。
カニの身がたっぷり入っていて大変おいしゅうございました。
素焼きの鍋は火から下ろしても冷めないそうです。
このお宅では、魚介を炊くのはこの鍋、と決めているんだとか。
（ふと、長年使った料亭のスッポン土鍋は、白湯で雑炊を炊いてもスッポンの味がでるという美味しんぼの話を思い出す…）
ムケッカにはココナツミルクと、デンデという油を使います。
デンデはヤシ油のこと。
ココナツミルクを取るヤシとは種類が違うんだそうです。
このデンデが体に合わない人もいるらしい。
私は今のところなんでも食べてみていますが、当たった気配はありません。
日本にいるときよりむしろお腹元気。
ムケッカの汁をファリーニャ（乾燥した芋の粉末、何にでもよくかける）と混ぜて練るともう一品「バタパ」のできあがり。
一つのメニューで二度おいしい。
バタパは少しねっちりとしてもちのような食感です。
ブラジルの甘いお菓子にも慣れてきました。
暑いと体が糖分を欲するのでしょう。
塩味の食べ物が多いのも原因か。
