AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

ワックスペーパー

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先日のこと、紙を愛する仲間やぎこさんがやってきて、普通の紙をワックスペーパーに変える魔法を教えてくれました。

拍子抜けするほど簡単な方法で、しかし紙の厚みや性質によっては少しテクニックが必要かもしれません。

用意するのはワックスペーパーにしたい紙。
コンビニで素敵な柄をカラーコピーしたもの、クラフト紙、外国の新聞紙などを用意。

それから、白い蝋燭、クッキングペーパー、アイロン、おろし金。以上。

まずおろし金で蝋燭を細かくします。

次に、ワックスペーパーにする紙の上にろうをまんべんなく撒きます。
量は一度やってみてつかんでいくしかないですが、多くても少なくても直しがきくので適当に。
そっとクッキングペーパーにのせ、さらに上からもクッキングペーパーをのせて挟み込みます。

アイロンを中温にして、クッキングペーパーの上からあてます。
ろうがじわーっと溶けて紙にしみこんでいきます。

ろうが足りないと乾いたままの部分ができます。そうしたらそこにまたろうを撒いてアイロンを。
多すぎるとワックスペーパーにろうが残り、紙の表面がぼこぼこします。
そのときは、コピー紙などいらない紙をのせて アイロンすると余分なろうがそちらに吸い取られます。やりすぎるとろうが取られすぎるような?
ぴったりの分量で一度にきめられたほうが仕上がりがいいような気がします。

できあがったワックスペーパーは、不思議な透け感がでています。
不透明な紙だったのに、向こうがぼんやり透けています。
色も濃くなった感じ。


コンビニのカラーコピー紙は厚みがあり張りのある仕上がり。
新聞紙は吸い込みがいいですが両面の印刷が重なってみえるようになります。
最も吸い込みがよくきれいに仕上がったのはクラフト紙。
やっぱりワックスペーパーにむいてるんですねえ。


やぎこさんは、自分でスタンプをおした紙でオリジナルワックスペーパーを作り、それをミシンで縫って小さなバッグを作ったり、タグを作っているそう。
とってもかわいかったです。

ワックスペーパーはのりが効かないので接着ができません。
なので、縫ったり、ハトメや割りピンをつかって。


わたしもオリジナルワックスペーパーを作るぞー!
みなさまも挑戦してみてはいかがでしょうか?
紙の変化に驚きますよ。