床下小人、眼鏡をもっていく

去年の年末、そうじをしていてふと、小人の眼鏡があった場所をみると、穴は空っぽになっていました。


このアトリエに越してきたときから、床板の穴のところに落ちていた小さな眼鏡。
いつか小人が取りにくるかもと、そのままにしておいた眼鏡がなくなっていたのです。

掃除機で吸ってしまわぬよう、テープで半分蓋をしておいたのに、間違って吸い込んでしまったのかも。
掃除機のなかみをあらためなくちゃ、と思いつつ放置していたのを、今日ついに新聞紙に広げてはしでつついて全部見たけど、無い！

ないのです。


サッシの溝も、外のコンクリートのくぼみも、すみっこも、みんな見たけどない。

小人がとりにきたんだわ・・・


嬉しいような、寂しいような、そんなきもち。

またきてくれるでしょうか。