AtelierMina’s blog

うさぎと雑草と旅が好き 絵を描いたり旅行記を描いたりしています

体にこたえます

イメージ 1

イメージ 2

ずいぶん前に下地にジェッソを塗って腕が痛かった話をここにのせた、あのキャンバスにようやく描き始めました。
予想はしていましたが、やはり腕が痛くなりました。
なにしろ画面がでかいので、ひととおり色を置くだけでも大変な労働でございます。
右腕だけでは塗りきれず、左腕も使っています。
完成するころには両利きになっているかもしれません。それはそれで便利だなあ。

今回は、初めてづくしです。
資料なんて用意して描いたことはこれまで一度も無いのですが(^^;)(実物を見ながら描くことがおおいのでね!)
この絵のためにあちこち歩き回って写真をとりました。
わたしはやっぱり日本の雑草が好きです。
雑草の種類の多さに、日本の自然の豊かさを感じます。
雑草にも季節があり、春しかみかけないものや、季節で姿を変えるものがあります。
しかしこのキャンバスには、そんな雑草たちを、季節の制約無しにぜんぶ詰め込むつもりです。

描き方も変えています。
油絵は、キャンバスに乗せた絵の具の凹凸が目立ちやすい画材です。
専門用語ではマチエールなどと申しますが、それをわたしは今まではかなり無頓着に扱ってきて、絵の仕上げ段階で「このでこぼこじゃまだなあ~~」と思うこともしばしばでした。^^;
それを、今回は、今更ながら(!)マチエールをコントロールしようと思っております。
コントロールしきれないマチエールが魅力になることも多いのですが、この絵はもっと静かな、水彩に近い表現をしたいと思っているので、できるだけ落ち着いた下地を求めています。

・・・絵に描いた餅にならないといいんですがね。
絵になってれば餅でも結構ですが。
えらそうにしゃべりすぎました。

いままで油絵の具をあまりにも水彩と違う道具として捉えすぎてきたように思ったのです。
もちろん違う道具なんですけど。
もっと、使いやすいようにコントロールできるんじゃないのかい?
という試みでもあります。
さてさて、どうなりますか・・・



あ!
そういえばですね、先日「自分の体を自分で直そう」というコンセプトの整体教室にいってきたのですよ。
1時間半くらいのレクチャーのあと、先生が10分ほど体を見てくださったのですがそのとき、私の体がだいぶ右にかしいでいることが判明しました。
とにかく右への負担がすごいことになっているらしい。
絵を描いていることを伝えると、「じゃあ体傾いて描いてるでしょう」といわれ、それはわからんなあ、と返答に困った直後、母が「ええ!そうなんです!!」ええええしらなかった!
後ろから見てると傾いているらしい。
そういわれてみれば、最近すべての水平線が傾いてみえるし、自分で線をひいても計ってみると水平じゃないし、手癖かなあと思っていたんだけど、ぜんぶわたしが傾いていたのか!!
衝撃でした。
よく腰と足首を回すようにいわれました。
がんばります。